中山壽一

昭和4年2月11日生まれ。
昭和27年、父中山太一が経営する中山太陽堂に入社。
昭和40年(1965年)第三代社長に就任する。
昭和45年6月(1970年)「クラブ商事株式会社」を設立。
製造部門と販売部門を分離し、営業力の強化をめざした。
昭和45年11月には「株式会社マリークヮントコスメチックスジャパン」を設立し制度品分野に進出する。
さらに訪問販売分野への進出を決断し、昭和48年1月(1973年)「株式会社フルベール」を設立した。
このような『流通の多角化』は当時業界においても注目された。
中山壽一の業界における貢献は大きく、日本化粧品工業連合会副会長、近畿化粧品工業会会長、近畿厚生年金基金理事長などを歴任し、それぞれ大任を果した。
こうした永年にわたる業界での活動、産業振興への貢献が高く評価され、昭和63年(1988年)には、藍綬褒章を、平成11年(1999年)には、勲四等瑞宝章を受章している。